投資の種類
債権<投信<ヘッジファンド<株式<先物
投資の種類を大きく5つに分けたとして左からローリスク、ローリターンになり右になるにつれてハイリスク、ハイリターンになります。
投資はリターンが大きければリスクも上がり、リターンが大きくリスクが少ないと言われた場合、まずは疑うことを考えしょう。
基本的に利回り7%を超えるものは少し警戒してもいいかもしれませんね。
債権は比較的にリスクが少ない金融商品になります。
単利と複利
年利の種類は大きく分けて2種類あります。
単利と複利です。
例えば、
1000万円を単利で年3%で運用すると、一年後に1030万円です。
40年後は2200万円になります。
1000万円を複利で3%で運用すると、一年後は1030万円で同じです。
40年後には3262万円です。
何もしなくても1062万円も変わってきます。
要は、複利とは利息に対しても利息がついて行きます。
なので、断然複利の方がいいですね。
72の法則
72の法則でお金を2倍にする期間が分かります。
72➗年利=お金が2倍になる期間が一瞬でわかります。
例
1000万円を年利3%で運用した場合。
72➗3=24
24年目で2倍の2000万円になります。
債権とは
債権とは
債券を買う=お金を貸すことです。
例えば、国がオリンピックをしたいからお金を集めます。債券(借用証書)を発行して投資家が投資します。投資家からお金を借りてオリンピックの設備投資にお金を使って行きます。
自治体であれば道路や信号を整備したいけど、資金が十分でないときに、債券(借用証書)を発行して投資家がお金を貸して運営されています。
国、自治体、企業がお金を借りる時には借用書を書きます。お金を借りるということは利子を投資家はとります。
例えば、5年間お金を貸したら利率は3%です。
満期にお金が戻ってくることを償還日と言います。
債権は国や会社が潰れない限りお金は帰ってきます。
債権と定期預金の違いは
債権と定期預金には簡単に3つの違いがあります。
債権の場合
・価格変動あり
・金利変動なし
・元本保証なし
債権は価格変度があります。
例えば、発行びに100万円の債権があります。
5年間で相場が下がったり上がったりします。
ただ、償還日にはその価格、100万円で返ってきます。
例えば、病気や結婚式などでお金が必要なとき、定期預金は解約といい。債権は売却と言います。
債権は金利の変動がありません。
定期預金は金利に変動がありますが、債権は変わらないです。
例えば、一年目3%の利息をもらって2年目は半年経った時点で病気になり債券を売却したとします。しかし、半年分の利息はちゃんともらえます。
これを経過利子と言います。
元本保証について、もし、国や企業が破綻した場合、債務不履行(デフォルト)と言います。
定期預金の場合ペイオフがあります。ペイオフとは銀行が破綻しても1000万円まではお金が保証されています。
債権の場合はペイオフはないです。
では、銀行破綻が先なのか国が破綻が先なのかどちらでしょうか?
普通に考えて国が破綻するより銀行が先に破綻しますよね。
もし、悔いが破綻しそうな時皆さんの行動は?
例えば、あなたが国債を買ったとしましょう。
国が明日破綻するとして、まずは銀行にお金を引き出しに行く。順番的に銀行が破綻してから国が破綻することになります。
国債を買っている割合
日銀 58%
銀行 23%
生損保等 10%
その他 9%
安全で利率が高いのは?
個人向け国債 0.05%
銀行預金金利 0.01%
結論は国債の方が銀行預金より安全で利率がいいことになりますね。
債権について
債権の種類、利息、利息の受け取り方にもいろいろあります。簡単にまとめて行きます。
国債
地方債
事業債(社債)
利子の種類(年利5%に1000万円投資する)
年利=50万円
半年=25万円
月利=4.2万円
利子の受け取り方
利付債と割引債があります。
利付債は例えば1000万円の債権を発行します。
毎月、半年、年間で利息をもらいます。償還日には1000万円返ってきます。
割引債は、例えば、開始日が800万円でスタートします。償還日には1000万円で返ってくるといった感じです。
債権価格について、新品と中古があります。
新発債(新品)=発行価格
既発債(中古)=時価価格
債権は売却できるので中古が存在する。
新発債(新品)は発行価格を発行先が決める。新規事業などお金が欲しい時に発行される。確実性が高いものほど利率が低い。
既発債は時価価格は市場が決めます。例えば、発行日100万円の既発債があったとします。しかし、1年後新規事業が失敗して価格が70万円まで下がったとします。そのさらに2年後、新規事業が成功して価格が110万円まで上がったりします。償還日は100万に戻ります。
債権の銘柄選び
債権にはランクがあります。
AAA/ AA/ A/ BBB/ BBなどランクが分けられています。
事業のリスクと期間によって変わってきます。
5年の期間より、30年の期間が長い方がリスクが高くなります。そうすると利率が下がったりします。
あと、キャッシュフローの柔軟性や、償還日の確実性も関わってきます。
まとめ
債権は比較的リスクが低い。
債権には既発債と新発債がある。
利益獲得には様々な手法がある。(利付債、割引債)
資産リスク分散のためにも、外国債も重要。
コメント