最近、興味あることを勉強し始めたけど日によって集中できる日、出来ない日があります。
この集中力の波のせいで自分で立てた計画通り行かなくやる気がなくなってしまう日もあります。
なぜだろうと思い集中力について調べてみました。
結論、集中力はトレーニングする事で強化することができるらしい。
このセッションで学べること。
1 集中力の高い人は鍛え方を知っている。
2 集中力の高い人は長時間集中してない。
3 集中力の高い人は疲れを脳でコントロールしている。
ルール1集中力の高い人は、鍛え方を知っている。
集中力のある人、ない人の差は、その仕組みを知りトレーニングを積んでいるかどうかの違いだけです。
集中力をうまく使えてないことで、貴重な人生の時間を無駄にしているのです。
集中力にはつくり方があります。正しい理論を知りトレーニングすれば誰でも思うように集中力をコントロールできるようになります。
集中力が湧き出す泉は額から2〜3cm奥にある、前頭葉にあります。
それが「ウィルパワー」と呼ばれる、思考や感情をコントロールする力です。
・ウィルパワーの総量には限りがあり、集中力を使う事によって消耗していく。
・ウィルパワーの出所は1つしかない。仕事もプライベートも一緒です。
ウィルパワー=思考や感情をコントロールする力
集中力を鍛える2つのアプローチ
1 トレーニングによってウィルパワーの総量を増やす方法。
日頃、無意識にしている行為(猫背、足を組んだり)をやらないようにする事は強い集中力を必要とするからです。この行動を繰り返せばウィルパワーは鍛えられます。
2 行動や習慣を変えることで、ウィルパワーの消費量を節約する方法。
その節約に有効な方法は習慣化です。
例えば、自転車に一度乗れると動作を意識しなくても乗れるようになります。すると、前頭葉でなく、小脳がおもに使われるようになるのでウィルパワーを節約することができるようになります。
あなたが疲れる本当の理由は、多すぎる選択肢です。
例えば、カフェに行ってメニューが5つしかないとこに比べ、20種類あるところは後者の方が選び疲れてしまいます。これを決定疲れといいます。
仕事などで細かい作業がいくつかあるときはメモなどしといて1日の終わりにまとめて片付けることがウィルパワーを節約できるコツです。
ルール2 集中力の高い人は長時間集中してない
そもそも人間の脳は集中力が持続できないように作られています。
集中力がずっと続いているように見える人ほど、うまく休憩を挟み、短時間の集中状態を繰り返しています。
予め時間を短く区切り、もう少しやりたかったというところで、仕事や勉強を打ち切ってしまう方法です。
途中で手を止める3つのメリット
・ウィルパワーを使いすぎる前に終わるので、疲れがたまりにくい。
・15分なら15分、30分なら30分と短時間で区切ると時間管理がしやすくなる。
・途中で終わった感覚が残るので、早く続きがしたいと思える。これを焦らし効果といいます。脳はやりかけのそのタスクを考え続けてくれることがわかっています。
時間に制限のある状態の方が、ウィルパワーの浪費が減り、集中がます。期限が決まれば、そこまでに最低限ららなければならない仕事量と処理にかかる時間を意識し、発想が変わります。
机の上はすぐに行動に移せるように、ノートは開きっぱなし、机にほとんど物をおかないようにする。判断や迷いがなくなる分集中力は高まる。
ルール3 集中力の高い人は、疲れを脳でコントロールしている。
疲れたままでもなぜ集中できるのか?
・脳が感じる疲労感は単なる思い込み。
脳の仕組みを知りさえすれば、疲れを切り離しやる気と集中力を取り戻すことが出る。
・暗示が脳に与える力は非常に大きい。
トップアスリートが鍛えていたのは実は脳。もう走れないと感じていた時に、肉体的な限界を示す、乳酸値など調べても数値は限界に達していないことがある。心理的に言えば暗示の一種。
負荷の高いトレーニングを行うことで、脳が疲れたと錯覚を起こすレベルを引き上げる。そうすることで脳のブレーキを緩めて、本来の力を引き出していく。
「プライミング効果」、これは観念によって人の行動が変わるという理論です。例えば、ライオン、象、キリンなどの文字を見せた上でスピードの速いのは?と聞くと、チーター、ウマと言った答えが返ってきます。
実際は光や、新幹線の方が速いのです。
意思決定や思考は、外部からの情報に影響されます。
この現象を戦略的に利用することで、集中力を保つことができたと、自分が感じられた環境や時間を記録する方法です。
脳にはプライミング効果による暗示がかかり。その環境、その時間帯に自然と集中できるようになります。
まとめ
1 集中力は生まれもった素質ではない。トレーニングによって誰でも強化できる。
2 ウィルパワーを高める方法は、2つ。総量を増やす方法と消費量を節約する方法。
3 人は、行動ではなく、意思決定で疲れる。決断の先延ばしはウィルパワーを減らす。
4 集中力が長く続いているように見える人は、短時間の集中を繰り返している。
5 もう少しやりたいという気持ちを焦らすと、パフォーマンスが向上する。
6 仕事や時間を短く区切る方が、集中力を発揮できる。
7 脳が感じる疲労感は、思い込み。
8 同じ作業をしていても、どこに意識を向けるかによって、結果に差がつく。
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